【レビュー】ベストキッド - Kubrick stareで斜め読み

ジャッキーが、いつものハチャメチャカンフーマスター、ではない所にまず興味をそそられた。
世界を救う訳でも、悪の組織と戦う訳でもないが、
異国の地にやって来て、親への反発と寂しさから疎外感を感じている少年の心を救うお話。
また、その中で少年を通して自らの絶望（過去）とも向き合った所が印象的。
他人に教える、という事は、その行為を通じて自身を見つめ直す事にもなるのね。

リメイク作品ではあるが、そんなの関係ないでしょ。
それほど多くない登場人物は、構図がしっかりしているのですぐ把握出来る。
主役のジェイデンスミス、しっかり観たのは今作が初めてだったが違和感もなく。

意外と紫禁城や、山中の寺院？などの中国文化推しなあたりも、
背景として素直に楽しめる。

そういえば、本来の英題は
Karate Kid

今回カンフーなのにw
アジア文化はごっちゃに捉えられるなあw

映画館で観てても、おそらく満足出来たと思います。