【レビュー】グリーン・ランタン

わからんでもない。
やりたい事も、どういう意図で制作されたかも。
ただ、どうしてもパワー不足感は否めない。
背景の説明に大半かかってしまって、
見せ場がほとんどなかった事がなんとも。

概要としては、
グリーンランタンと呼ばれる宇宙警察(の様なもの)によって封印されていた、
恐怖を糧に活動するパララックスが復活する所から話が始まる。
かつて封印をおこなったアビン・サーも重傷を負い、
自らの後継者を選ぶ為に地球に降り立つ。
そこで選ばれたのは、パイロットのハルだった。
彼は宇宙を守る事が出来るのか…?
といった内容。

昨今のCG技術の向上で、異星人も違和感なく見れるようになってきた。
リングを用いて戦う、”意思の具現化”といったギミックも面白い。
そうなると、やはり脚本の力不足か。
マンガの実写映画化は、どれだけ原作のキモを外さないかが重要だと思うが、
(アメコミに限った話ではない)
上手く押さえれて無い様に感じた。
と、いうか、感じさせてしまう時点である意味アウトなのだが…。

次回作への伏線も最後にきっちり張っていたので。
ちょっと長めの序章と考えれば、それはそれで。


グリーン・ランタン ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)

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