【レビュー】ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜

いやー、もう目頭潤んじゃうって。
別れ、さもありなん。
ただ、それは悲しい事じゃない。

2011年公開のリメイク版。
おおまかなストーリーは旧作と同様だが、
各所現代版にアレンジ。
(細かいギャグに後年だと理解されないであろう内容も少々)
おきまりの、のび太の我が儘きっかけで、
北極に飛び出したドラえもん
後を追ったのび太が見つけたのは、
巨大ロボットの一部と、謎のボールだった。

旧作においては様々な感動やトラウマを残してくれている、
大長編ドラえもんシリーズ。
その中でも人気の高い本作において、
非常に泣ける構成になっていると感じる。
敵対、和解、別れ(死別)等の王道パターンは、
ある意味、慣れ親しんだアニメで取りざたされる事によって、
一層深い印象を与えるのだな、と。

最後のリルルの決意からの流れは、
もうあかんって。ほんと。

大人になったからこそ、観てほしい作品です。